機械判読性の高い表形式データを作成するには、どのようなことに気をつければよいでしょうか?

Q. 機械判読性の高い表形式データを作成するには、どのようなことに気をつければよいでしょうか?

データを作成する段階から機械判読性に留意しておくと、そのデータをオープンデータとして公開するときの作業を軽減できます。ここでは、一般社団法人デジタル地方創生推進機構が公開している「オープンデータガイド第2.1版」に掲載されている指針に基づいて、留意点を解説します。

「オープンデータガイド第2.1版」では、データの機械判読性を高める指針として、以下の2つのグレードを定めています。

  • グレード1
    グレード1は、オープンデータが満たすことを強く推奨する指針であり、以下を満たすことを目的としています。

    • データ形式に関する標準的な規格がある場合は、それに矛盾しないこと。
    • データを取得した人が、データ本体の中身を修正したり手を加えたりすることなく、そのデータの本質的内容を正しく解釈するためのプログラムを書けること。
  • グレード2
    グレード2は、オープンデータが満たすことを推奨する指針であり、以下を満たすことを目的としています。

    • データを取得したプログラムが、そのデータの項目や構造を正しく解釈できること。

表形式データについては、以下の10種類の指針が掲載されています。

それぞれの指針の詳細については、リンク先にて解説します。

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