展開地域名: 福島県桑折町
解決すべき課題
■ 桑折町の特色、特性に適した再生可能エネルギーの推進・普及
(桑折町「桑折町再生可能エネルギー導入推進計画を策定しました」参照。)
解決の手法
■ 役場庁舎に、太陽光発電設備(20kW)、蓄電池(22kWh)を導入し、施設の二酸化炭素排出量削減に寄与するとともに、災害時は照明、コンセント(PC、携帯電話の充電等)へ蓄電池から給電することで、施設の機能強化を図った。
<施策詳細>
・災害時は町災対本部の拠点となり、町民ロビーは町民の避難施設となる
・避難住民の受け入れに必要な照明を確保し、携帯電話などの充電スポットを提供
・町民をはじめとする来庁者へ必要に応じ、庁舎見学会に併せて太陽光設備見学を実施
● 環境省の令和 2 年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金 (地域の防災・減災と低炭素化を同時実現する自立・分散型エネルギー設備等導入推進事業) を活用し、令和 3 年度総事業費は 0.3 億円。
(環境省「地域のレジリエンス向上に資する取組」参照。)
事例による成果
●「令和 4 年福島県沖を震源とする地震」で、桑折町では震度 6 弱を観測。町内全域で約 3 時間にわたる停電が発生したが、蓄電池から電力供給を行い、災害対策本部の機能を維持した。
● 設備の導入により、二酸化炭素排出量を年間で約 11t 削減することができる。
事例の継続性
継続運用中
事例の運用期間
2020 (令和 2 )年度~継続運用中
参考資料
本事例は、「総務省 公共施設等の脱炭素化の先行事例」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。
■総務省
・公共施設等の脱炭素化の先行事例
https://www.soumu.go.jp/main_content/000941409.pdf
■環境省
・地域のレジリエンス向上に資する取組
https://policies.env.go.jp/policy/roadmap/assets/examples/CDJ-3-2-inst-resilience-koori-fukushima.pdf
■桑折町
・桑折町再生可能エネルギー導入推進計画を策定しました 更新日:2022年04月04日
https://www.town.koori.fukushima.jp/soshiki/kankyo/1/3/2707.html
ー桑折町再生可能エネルギー導入推進計画 2022 年(令和 4 年 3 月)
https://www.town.koori.fukushima.jp/material/files/group/12/saiene.pdf
事例に関する問い合わせ先
生活環境課 環境係
Tel:024-582-2123
Fax:024-582-2479
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