北海道神恵内村「神恵内からはばたく・神恵内に戻るデジタル活用小中一貫キャリア教育
~神恵内 U15(神恵内の子供たち)の未来を拓く教育の実現~」

展開地域名: 北海道神恵内村

分野:
教育
地域活性化
キーワード:
人材育成
コミュニケーションツール
テレビ電話(またはそれに類する動画によるコミュニケーション)
スマホアプリ活用
タブレット

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解決すべき課題

村の小中学校の児童・生徒は 合計 43 名で、その大半は中学卒業後村外の高等学校へ進学する。限られたコミュニティの中で生活しているため、明確なキャリアについて方向性がないこと、また村内産業に理解のないまま進学するため、社会人となって他地区へ移住することが多い。
[課題] 「将来のキャリア情報が少ないため、勉強のモチベーションが低い」「他地域に比べ学習時間が少ない子供が多い」➡ 神恵内村の実情に即したキャリア教育の実施と学習モチベーションを高めることによる学習時間の拡大

解決の手法

■個別最適化・教員負荷軽減:(デジタル手書き学習ドリル)GIGA スクールにて配備されたタブレットにより一人ひとりの学習深度に応じた学習を可能に。自動採点により教員の負荷も軽減
■村内産業理解・情報発信力育成:(オンライン村内産業動画の作成体験)学生が村内産業を取材し動画編集し、村の産業の素晴らしさを学び、デジタル活用した情報発信手法も取得する。
■論理的思考・デジタル人材の育成:(オンラインプログラミング学習)プログラミング教育を実施し論理的思考力を身に着けるとともに、ICT に対する興味関心を喚起しデジタル活用人材となりうる素養を醸成する。

事例による成果

[2022 年度末目標] 
・デジタル教材利用時間 5 時間/週 プログラミング教育の参加者数 15 名(中学生 10 名、小学校 5 名)
・オンライン教育に関する満足度を(取り組み姿勢やモチベーションの向上、理解度について児童生徒、学校関係者を対象者に対象にしたアンケートを実施)キャリア目標達成率70%
[3~6 か月程度の短期目標]
・子ども達が策定した短期目標(期首に目標を 立て、期末に評価)の達成状況を確認する
・プログラミングに関する知識や技術などといった、キャリア計画で設定した 短期目標の達成状況を把握する
・目標の見直しや新たな目標設定を行う習慣 を身に着ける

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2022年度~継続運用中

参考資料

本事例は、「2022年度 夏のDigi田甲子園 北海道の取り組み 取組概要」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■デジタル田園都市国家構想 DIGIDEN
● 2022年度 夏のDigi田甲子園 
・ 北海道の取り組み
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/chiiki/hokkaido.html
アイデア部門
神恵内からはばたく・神恵内に戻るデジタル活用小中一貫キャリア教育 
 ~神恵内U15(神恵内の子供たち)の未来を拓く教育の実現~

・ 取組概要
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digitaldenen/archives/koushien/chiiki/pdf/01-4.pdf

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