福岡県「デジタル技術による展示解説の充実」

展開地域名: 福岡県

分野:
観光
文化
キーワード:
コミュニケーションツール
IoT

←戻る

解決すべき課題

■従来は音声ガイドの機器を貸し出していたが、コロナ下で接触感染リスクを下げて音声ガイドを提供する課題。

解決の手法

■来館者自身のスマートフォンで音声ガイドを楽しめる「ナビレンスdeきゅーはく」のサービスを令和 4 年 4 月から開始。

●「ナビレンズdeきゅーはく」:

 ・本音声ガイドはスペイン発の視覚障がい者のためのアプリ「NabiLens(ナビレンス)」

 ・スマートフォンでアプリを起動させ、専用の標識にカメラを向けると、標識に登録された文章がコンピュータ音声で自動再生される。

 ・スマートフォンの言語設定に応じ、世界30言語以上に自動翻訳される。
 

解決における工夫点

・文化交流展示室の作品ガイドのほか、館内及び館周辺の動線を案内する機能がある。

・多言語ユーザーや視覚障がいのある人にも利用できる仕様としている。

・スマートフォンやイヤホンを持っていない来館者用に、端末(アイポッドタッチ)やイヤホンを貸し出している。

事例による成果

従来の利用者層に加えて視覚障がい者にも利用可能なため、好評を得ている。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2022 年 4 月~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和4年9月2日」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省

・地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】令和4年9月2日
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■福岡県

・九州国立博物館で、新しい音声ガイド「ナビレンス de きゅーはく」のサービス提供を始めます
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/press-release/kyuhaku-nabilens.html

・ふくおかニュース Vol.223 2022年5月
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/life/649410_61411839_misc.pdf

■九州国立博物館 「ナビレンス de きゅーはく」の楽しみかた
https://www.kyuhaku.jp/exhibition/exhibition_info_navi.html

■dmenu ニュース <福岡県太宰府市・広報だざいふ>きゅうはく通信(145)
https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/mykoho/region/mykoho-OCJ4022147495337176121

■NaviLens ナビレンズを知っていますか 視覚障碍者のための先端技術
https://www.navilens.com/ja/#press-section

事例に関する問い合わせ先

福岡県人づくり・県民生活部 文化振興課
九州国立博物館・世界遺産室
Tel: 092-643-3162

本事例についてのご要望

本ページ掲載事例の、項目の追加・修正・削除等のご要望は地方公共団体DX事例データベースに対するご要望フォームよりお寄せください。

PAGE TOP