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2013年3月14日(木)[更新情報]
オープンデータに関する優れた取組みを表彰する表彰式を開催しました

2013年3月13日(水)、勝手表彰の表彰式を行いました。

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                         各受賞者の概要はこちら

 


IMGP4245.JPG中村主査(審査委員長)総評:

「今回の受賞者は、中央省庁、県、大都市、地方の市、町、企業、大学の研究室、NPO団体、任意のグループなど、実に多種多様。これほどバラエティに富む受賞者がいる表彰もめずらしい。今回表彰させていただいた皆さんは、純粋な公共心と熱意でスタートしている。こうした方々により多くのリスペクトが集まり、かつ、ビジネスとしても花開いていくことを期待したい。」




 

 

 

最優秀賞/Google賞:データシティ鯖江
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【最優秀賞】
○他都市に先駆けてオープンデータへの取り組みをはじめた同市だが、今年度はその取り組みをさらに発展させた。公開データの幅も増え、また、コミュニティバスの運行情報をリアルタイムで提供するなど、新たな取り組みも始めている。さらなるチャレンジに期待する。
○オープンデータの可能性をいち早くとらえ、リスクをとって先行したことを評価している。市営バスのリアルタイムな位置情報のオープンデータ化(WebAPI化)は、世界的にも稀な先進事例であり、市が企画するWebアプリコンテストによって、アイデアやアプリを募集を含め、市民生活に密着したアプリなどの登場につながる可能性を感じる。

【Google賞】
地方自治体が先導的に様々なデータを公開・推進しており、実際の利活用の場面で市民生活への裨益や自治体内でのOpen Innovation推進が大きく期待される優れた取り組みであり、今後その成果をもって他地域・分野への広がりが見込まれることから。
優秀賞/日本IBM賞:2013 International Open Data Day
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【優秀賞】
国内に留まらず、海外と連携した活動を行なっている点を評価。
グローバルな観点を持つ側面支援活動は有意義であると評価します。

【日本IBM賞】
2012年の発足後、日本国内におけるオープンデータの普及促進やコミュニティー形成に多大な貢献を行ったことを高く評価いたします。
また、2013年2月に開催されたInternational Open Data Dayでは、日本の代表として本イベントをリードし、グローバルな成果をあげたこと
優秀賞:図書館横断検索サービス「カーリル」
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【優秀賞】
全国の図書館の蔵書・貸出情報や、amazonの書誌情報などを活用し、さらにはクラウドサービスを駆使しして、今までにないサービスを開発し、安価に運用する仕組みを作ったのは、今後のオープンデータ活用ビジネスを考える上で大変参考になる。インターフェイスも優れており、APIを公開して新たなサービスが生まれている点も評価できる。
優秀賞:Where Does My Money Go? の日本語化と横浜市版の作成
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【優秀賞】
市民と公共の関わりの優れた可視化を評価する。
優秀賞:気象庁の一連の取り組み
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【優秀賞】
充実した統計情報の公開に加え、防災情報XMLフォーマット形式電文の公開の試行や、気象データアイデアソン/ハッカソンへの協力など、オープンデータに向けた意欲や取組みを評価。気象データはオープンデータのニーズが高いことから、一層の取組みを期待する。
優秀賞:あおもり映像コンテンツ・プロモーション
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【優秀賞】
2次利用可能なライセンスをきちんと定め、美しい映像を公開している。観光地情報や施設情報のオープンデータ化が進むことでその組み合わせで魅力あるコンテンツとなり、一般利用者に広まる可能性を感じる。
優秀賞:LODチャレンジ
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【優秀賞】
応募総数200点を超える作品の応募が集まったこともさることながら、期間中毎月のように全国で開催されたLODチャレンジデーはオープンデータの普及活動としてとてもすばらしい。欧米諸国に対して後発である日本のオープンデータであるが、オープンデータの技術手法についての理解啓発という観点からもLODチャレンジの存在は大きい。
優秀賞:CKANを用いたデータカタログサイト
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【優秀賞】
有志が支えているプロジェクトであるが、各地のハッカソン等で使われたり発掘されたりしたデータを集約し、成果の共有に大きな役割を果たした。表彰することでその貢献を讃えたい。
日本マイクロソフト賞:横浜オープンデータソリューション発展委員会の活動
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【日本マイクロソフト賞】
インターナショナル・オープンデータ・デー in YOKOHAMAを始め、様々なイベントを通じてデータセットの公開や活用、普及活動を行い、地域の活性化に貢献されています。
国際大学GLOCOM賞:東日本大震災アーカイブほか3件
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国際大学GLOCOM賞
複合的なデータをもとにした通時的なビジュアライゼーションをともなうデジタルアーカイブであること、作成者および所属学生等の幅広い協力により構築されていることが優れています。本サイトの受賞により、大学や教育機関におけるオープンデータ活用のための手法取り組みが一層活性化されることを期待します。
ソフトバンクテレコム賞:エレクトリカル・ジャパン
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ソフトバンクテレコム賞
ビックデータの具体的な事例として、広範囲のデータを活用し、新しい情報の見える化を実践している。オープンデータにもつながる活用事例として選定させていただいた。
全国地質調査業協会連合会賞:流山市/流山市議会の取組み
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全国地質調査業協会連合会賞
市と市議会両方のサイトでオープンデータに取り組んでいる先進的な事例であり、オープンデータという視点から継続的な活動をしている事例であるため選定しました。
Open Knowledge Foundation Japan賞:電脳みやしろ
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Open Knowledge Foundation Japan賞
オープンデータ活動が広がる以前から、「統計みやしろonWeb」「予算と成果のダッシュボード」など町のホームページを通じ、多種多様なデータをHTMLなどの機械可読形式で提供しています。地方自治体におけるデータ提供のモデルとしてぜひ全国に紹介したい事例であると考え、選定しました。

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