京都府京都市「AIを活用したオンライン就労支援サービスの提供」

展開地域名: 京都府京都市

分野:
労働
キーワード:
コミュニケーションツール
テレビ電話(またはそれに類する動画によるコミュニケーション)

←戻る

解決すべき課題

バブル崩壊後、就職が困難となった世代が「就職氷河期世代」とされ、コロナ禍でより一層、就業環境が悪化する中、より良い環境を求めても、働きながらだと、日中に転職活動の時間を取ることが難しい。そのため稼働が日中に限られるハローワークなどの窓口相談を受けづらいという課題があった。

解決の手法

■ 主に就職氷河期世代の方を対象に、SNS上で「仕事紹介」や「キャリア相談」などが利用できるオンライン就労支援サービスである「キャリアジム京都」を提供している。
■ 利用者は、SNSを活用することで、24時間いつでもカウンセリングの予約が可能であるとともに、AIチャットボット機能により要望や相談を入力することで、ニーズに応じた各種サービスへとたどり着くことができる。
■ 自身のパーソナルスキルや職業的価値観等に関する質問に回答することで、AIが利用者と相性のよい企業を提案する機能「AIマッチング」も搭載した。 
■ 導入にあたり、内閣府の地域就職氷河期世代支援加速化交付金(令和2年度から3年間)を活用した。 

解決における工夫点

支援を必要とされている就職氷河期世代の方は、所在を掴むことが難しく、訴求することが困難であった。そこで、アプローチしやすく、身近で手軽に就職や転職につながる機会を提供することができるLINEを活用した本サービスを導入した。

事例による成果

令和3年度は、約1,400人の登録があった。

事例の継続性

継続運用中

事例の運用期間

2021年7月~継続運用中

参考資料

本事例は、「総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】」を中心として、以下の資料を参照して編集しています。
※ 以下の資料の参照先は、調査時点でのものです。参照先の構成によっては、リンク切れとなっている場合があります。あらかじめご承知おきください。

■総務省 地域社会のデジタル化に係る参考事例集【第2.0版】
https://www.soumu.go.jp/main_content/000835268.pdf

■地域就職氷河期世代支援加速化交付金(内閣府)とは
https://www5.cao.go.jp/keizai1/c_hyogaki/c_hyogaki.html

■【広報資料】AIアセスメントの導入による就職氷河期世代向けオンライン就労支援サービス「キャリアジム京都」の充実について
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000295061.html

■就職氷河期世代活躍支援事業に係る業務に関する公募型プロポーザルの実施について
https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000295384.html

■京都市ソーシャルメディア一覧
https://www.city.kyoto.lg.jp/sogo/page/0000142129.html

■京都市就職氷河期世代活躍支援事業 キャリアジム京都
https://kyoto-job.jp/

■オンラインでの就労支援サービス「キャリアジム京都」の運用開始!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000062566.html

■就職氷河期世代等の就職・転職を支援するAIを活用したオンライン就労支援サービス「キャリアジム京都」の提供開始について
https://kyoto-wakamono.org/information/news0729/

事例に関する問い合わせ先

産業観光局 産業企画室

本事例についてのご要望

本ページ掲載事例の、項目の追加・修正・削除等のご要望は地方公共団体DX事例データベースに対するご要望フォームよりお寄せください。

PAGE TOP